朝日新聞の謝罪会見を見て!

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 今日は株の話ではなく、昨夜行われた朝日新聞の謝罪会見を見ての感想を述べます。あまりにもひどい話だったので。

 

 朝日新聞の謝罪内容は概略下記の三つです。

①[原発事故のときに東電社員の9割が吉田所長の命令に違反して撤退した]という記事は間違いだったこと

②慰安婦問題に関連して吉田(清治)氏に関する誤った記事を掲載したこと、その訂正が遅きに失したこと

③朝日新聞に厳しい指摘をした池上彰氏のコラムを掲載しなかったこと

 

今回は①の謝罪がメインのようでしたが、これはひどい話です。撤退という言葉を使ったことで、海外メディアでは職員が逃げたというように報道したところもでたようです。実際はこのようなことはなかったというのですから、誤報もいいところです。デタラメ報道といわれてもしかたのないとこでしょう。この報道によって東電職員の名誉は著しく傷つけられました。世間からも多くの非難を受けました。[命が惜しくて逃げた]といわれたのです。これが事実無根だったのです。

この記事を朝日新聞は独自入手した非公開の[吉田調書]をもとに記載したとしています。ですが、同様にこの調書を入手した産経新聞に記事の誤りを指摘されても認めてきませんでした。

今回、初めてその誤りを認めて謝罪の会見となったのですが、これは政府が昨日この[吉田調書]を公開したからではないのかと疑ってしまいます。なにしろ、政府がこの調書を公開したその日に謝罪の会見となっているのですから。非公開の間は産経が正しいのか朝日が正しいのか一部の人しかわかりませんから、朝日は誤りを認めなくても済むのです。

 

②慰安婦の問題については、この記事に関連して外交問題になり、国際問題にまで発展しています。それが間違ってましたでいいのでしょうか。この問題については安倍首相がラジオで慰安婦問題の誤報で多くの人が苦しみ、国際社会で日本の名誉が傷つけられた」と発言しています。

遅きに失したどころのさわぎではないでしょう。話しは既に国家レベルの問題になっています。

 

③については、どんな記事を掲載するかは新聞社が独自に判断をすることなのでしょうが、自分に厳しい記事は掲載しないというこの考えが①、②のようなことにつながったように思われます。

 

このような朝日新聞の行為に対して朝日新聞社内の記者たちからも、おかしいのではないか、間違っているのではないかという声がツイッターなどで大きくなっていき、今回の謝罪会見につながっていったと考えられます。

 

これから、調査委員会が設置されてなぜこのようなことになったのかや、これらの誤報の影響といったものについても考察されていくようですが、この結果についても注視していく必要があると思います。

この謝罪会見で木村氏(朝日新聞社長)はおわびを口にする一方、朝日が8月5、6日に掲載した特集「慰安婦問題を考える」の内容について、「大変大きな自信を持っている」とも語っています。この発言に怪しいものを感じるのは自分だけだったでしょうか。

 

ともあれ、この謝罪会見によって不当に貶められた東電社員の名誉は少しでも回復されたのではないでしょうか。そして慰安婦問題で傷ついた日本の名誉も少しでも回復されたかもしれません。問題の根本的な解決とはいかないでしょうが…。